ひとまずやってみる

雑誌で漫画を描いていたときは、写植は編集の人が入れるもの、ロゴデザインは、別にデザイナーがいるので、気にしたこともなく、とにかく絵だけを描けばいい…という感覚でした。

広告漫画に転向し、一般企業のお客様とやりとりするようになってから、ロゴや写植はもちろん、版下の製作や入稿、ウェブのアップロード、バナー製作など、基本全部自分でやらなければならないことに気づき、愕然としました。

それまで自分がどっぷり浸かっていた「漫画」という世界は、ビジネスの視点で見ると、全体の一部に過ぎず、どんなに部分が突出して優れていても、周辺を整えたり、発信するしくみがなければ、誰の目にも触れずに終わってしまうのです。

それに気づいてからは、絵の練習よりも、DTPやWEBの勉強や、マーケティングや本を読んだり、場合によっては、お客さまが興味を持っている分野の知識に触れてみるなど、周辺のことに興味がわくようになりました。

もちろん技術が日進月歩で、全然ついていけないのですが、YouTubeもSNS広告も電子書籍も入札も、やれそうなものは、とりあえずやってみる。

出来上がりはショボくても、経験しているといないのとでは、だいぶ違うなあと実感するこの頃です。